明けましておめでとうございます

旧年中はお客様を含め関係者様には大変にお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い致します。

さて昨年は衆議院総選挙もあり日本の政治も新たな出発となりました。大阪においては維新の会の大飛躍となりこれまでの地方政治内での改革に留まらず、国政を巻き込んだ大きな改革を期待したいと思います。

一方で昨年の選挙演説を聞いていて違和感を覚えた方も少なくないのではないかと思います。まるで詐欺師の演説のごとく、「お金を配る」の連呼だったように思います。その財源がどこからなのかという議論よりも耳障りの良いバラマキ演説には辟易した思いになったのは私だけではないと思います。

そもそも一旦納められた税を今度は市民に返還するという仕組みは税に携わる身としては如何なものかと思います。納税は我々税理士や税務署職員、申告するために帳簿や決算書を作成する経理事務員など多くの方の労力とコストをかけてやっと達成できる仕組みです。これを更に多額の資金と労力をかけてバラまくという政治判断にはやりきれないものがあります。回収後ばらまくくらいなら回収の段階で減税するほうがよっぽど効率的だと思うのですが政治家の方々の思考と私の考えはどうやら異なるようです。

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北陸旅行

久しぶりの投稿になりますが、早いもので令和3年もコロナの収束とともに終わりを告げようとしております。

年初からの緊急事態宣言も明け、12月10日から石川県能登半島及び金沢へ2泊3日の旅行に行かせていただきました。

カニ三昧の大変贅沢な旅で自粛期間の良いリフレッシュにはなりましたが、やはりコロナ明けということもありまだまだ旅行客の回復には程遠いようで、年末まで半月以上残っているのも関わらずバスガイドさんの「今日が今年最後の仕事になります」という言葉には心を痛め、一日も早いコロナの収束を願うばかりです。

 主な観光は永平寺、福井県立恐竜博物館、東尋坊となり、和倉温泉、あわら温泉で宿泊させていただきました。

 旅の2日目の昼食時には、ステーキの鉄板の火入れには30分ほど時間がかかるということを知らず、シェフがコースのステーキを焼き終わった後に追加注文を出し大幅に昼食時間を延長させてしまい、その後の永平寺への参拝が出来なくなるという大失態と犯してしまったにもかかわらず、迅速にスケジュールを組みなおしてくれたJTBの池田様、急な変更にも関わらず安全に目的地まで送迎頂きました金城交通の運転手様、そして何より退屈なバスの中の移動を軽快な話術で和ませてくれました加賀美人の名に恥じぬ美人ガイド様には心より御礼申し上げます。

 帰り際に頂きました財布に入れておくと「あてにしないお金が入ってくる」という「あての葉」は今も私の財布の中にひっそりとしまってあります。枯れた頃にまた金沢にお越しくださいという言葉を胸に再度北陸への旅ができる日を待ち望んでおります。

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久々に投稿

久しぶりにブログを書いてみます。長らく投稿をしていなかった為、書かない癖を断ち切るるための投稿となります。

さて、昨年1年はコロナに振り回された年でした。我々の仕事では税務調査がなくなった分は楽になりましたがそれ以上に融資や給付金などの申請サポートが多く大変な一年でした。

給付金というのは持続化給付金や家賃支援金等ですが、薄々分かっていたことですが、連日のように不正受給が報道されています。中には税理士が積極的に関与している事例もあるようです。当事務所でも期限後になって確定申告だけをお願いしたいという問い合わせを何度か頂いておりますが、給付金申請の為の後出しじゃんけんに使われると疑われる場合はコンプライアンスの問題もありますのでお断りしてきました。

そして令和3年に入り、新たな給付金として一時支援金が公表されましたが、国が審査を投げたのか申請には民間の税理士や銀行等の確認書面の添付が必要とされることとなりました。これまでは申請書が嘘でも自己責任で不正な書類を作成してしまえば給付されたものが、今回は第三者にも責任を負わすことで不正を減らそうという意図かと思われますが、結果としてこの確認書面を書いてくれる専門家がいないという現状のようです。商工会議所ですら受け付けていないとのことでしたので、相当警戒されているのでしょう。

一方でこれを勝機ととらえ法外な報酬で作成される方もいらっしゃるようですが。

ほんとうにコロナというか政策に振り回された一年でした。

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持続化給付金の個人事業主の特例

持続化給付金については多くの方が概略はご存知かと思います。前年同月比で売上が半減した事業主に対して100万円が給付されるという太っ腹な給付金となっています。個人事業主として事業所得の確定申告をされている方は確定申告書を添付して申請することになりますが、先日新たに「主たる収入を雑所得・給与所得で確定申告した個人事業者等のみなさまへ」というタイトルで新たな特例が公開されました。これは事業所得を給与所得として申告している方の救済措置と位置付けられています。

我々は仕事として確定申告を行っていますので、報酬を給与所得として申告するということはありませんが、このような救済措置が公開されてたということは、多くの方が報酬を給与所得として確定申告をされているということなのでしょう。そうすると、そもそもにの疑問ですが、このような確定申告は誤りなのか、それとも合法的に認められているのかという疑問がわいてきます。年間数十万円程度の収入であれば、給与所得とした方が計算も楽ですし、無条件に給与所得控除が利用できるため有利になることも多いかと思います。

但し、今回の給付金の特例では、報酬を給与として確定申告された方には追加要件として、他者の扶養家族ではない事、年金が報酬よりも少ないことといった要件が加えられています。この辺も、正しく確定申告をされていた方にはない要件であり、バランスにかけています。かといって、確定申告をやり直すには税額に変更がなければ認められないと考えられます。つまり、確定申告をやり直すには、税金を追加納付するか、納めた税金を返してもらうかということになりますが、この手続きは確定申告以上に面倒な手続きになります。

 

 

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コロナ下の税理士業務

以前、いつ投稿したのかすら分からないくらい期間があいてしまいました。原因は、ブログなんて書いている余裕がなかったということです。世間は、テレワークと騒がれていますが、我々の業務はテレワークになじむとも思えません。お客様の所への訪問は随分減らしていますが、作業となると、どうしても事務所でなければ出来ないことが多い気がします。

例年であれば、6月くらいなると、業務も落ち着いてきて、少し暇になってくる時期なのですが、今年は暇どころか、未だにほとんど休みすら取れない状況が続いています。その原因は、給付金や融資、補助金などの業務が殺到している為です。国が公表するものであれば全国一律ですが、自治体、中には市町村が独自に公表するものもあります。それぞれ、要件も様式も違います。当然、急に公表されているものですから我々も詳しい内容など知りません。新しいものが公開されるたびに要綱を確認し、要件や書式などの知識をアップデートしていかなければなりません。まだこれから公表される予定の給付金もあります。これらは多くの場合、お客様は一旦税理士事務所の相談を持ち掛けてこられるかと思います。

一方で、コロナの影響で期限が延長されているものも多数あります。労働保険は8月末までとなっています。源泉所得税の納付も摘要欄に延長の旨を記載しておくだけで、いつでも期限後の納付であっても、延滞税などが課されることはないようです。確定申告や法人の申告なども期限は延長されています。

ただ、ここで気を付けなければならないのは、一旦出してしまうと、税務署は再提出は認めてくれません。つまり、何とか本来の期限までに間に合わそうと頑張って提出するくらいなら、ゆっくりやった方が賢いということです。提出してしまうと、それが有効な申告書となり、仮に後から間違いに気づくと更正の請求という面倒な手続きを取らざるを得なくなります。

この辺りの手続きは、非常にアンバランスだと思うのですが、皆様どう思いますか。またコロナ下で、このあたりの運用について、公表物があれば教えてください。

 

 

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某お笑い芸人の無申告は税理士の責任?

某お笑い芸人が無申告も併せて7年間で約1億2000万円もの申告漏れを指摘され話題になっています。これだけの収入がありながらも申告をしなかったという度胸に驚きますが、一方であるコメンテーターは申告をしないのは税理士の責任だと擁護する方もいらっしゃるようです。これについては税理士会からもクレームを入れてもらいたいと思いますが、本人が申告をする意思がないものを税理士が何か出来るものではありません。

ただ、どの税理士さんにも普段はあまりお付き合いはなく申告期限が近づいてくるとそろそろ会計資料くださいとか申告期限が近づいてきてますよと言った連絡を入れるケースはよくあると思います。多くのお客様は連絡に対して真摯に対応はしてくれますが、ごくまれに、返事がない、連絡が取れない、いついつ連絡するといったきり連絡がない、嘘をつくといった方もいらっしゃいます。

今回のケースではご本人が自分がだらしなかったとおっしゃられているだけ税理士さんからすればまだ誠実なお客さんだと思います。嘘をつかれて、税理士に任せていた、申告はされているものと思っていたなどと言われるとたまったものではありません。

我々の仕事に限ったことではありませんが、兎に角不誠実な方との対応にはいつも悩まされます。

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議員年金が復活するようです。

公的年金だけでは老後資金が2000万円不足するとした金融庁の報告書が公表され、多くの国民は年金制度への不信を募らせるばかりですが、何と小泉政権の時に、特権的な制度として廃止された議員年金が復活する見込みです。

にわかには信じがたいことですが、事実です。いくつかメディアの記事を読みましたが、現状の政治家が加入している国民年金では少なすぎて「退職したら生活保護」になってしまうかららしい。

東京都では日本維新の会の議員が提出した「地方議会議員年金の復活に反対する意見書」に維新以外の全ての会派が反対したとか。驚くのはかつての小池フィーバーで躍進した都民ファーストの会までも反対しているということです。

あまりにも国民を馬鹿にしすぎていませんか。多くの自営業者はわずかな国民年金だけしかもらえないんですよ。政治家は国民年金だけでは困るからというのであれば、国民の年金も上げてくださいよ。

こんな状況で消費税は上げる。いつも煮え湯を飲まされるのは一般庶民ばかりです。政治不信が募るばかりです。

 

 

 

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香港の大規模デモに思う

連日、香港での大規模デモについての報道がされています。逃亡犯条例と言われる中国への犯罪者の引き渡しを可能にする条例の制定に反対してのデモだそうですが、驚くのはデモの規模です。報道では200万人が参加しているとされており、香港の人口が700万人ほどですので、実に3人、4人に一人の割合でデモに参加していることになります。他所の国の事ですので、我々がとやかく言うことでもございませんが、翻って、わが国ではこれほどのデモが起こることは想定できないでしょう。

最近の日本の政権は、消費税は上げる、議員数は増やす、年金だけでは老後は生活できないと宣言する、などなど、庶民を愚弄したかのような政策、発言を繰り返しています。

税理士という仕事がら、特に消費税については今あげるべきでは絶対にありません。既に景気は停滞の気配を見せている時期に増税すれば、一気に経済は落ち込むことが目に見えています。

これほどまでに国民を馬鹿にしたような政治を続けていながら、大規模なデモなど起こる気配もない日本という国は、やはり幸せなのかもしれません。

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NHKのスクランブル放送

4月に地方統一選挙が御座いました。私の知り合いも新人で立候補されて、無事当選された方もいらっしゃいます。先日、祝賀会に参加させていただきました。今後のご活躍を期待しております。

さて、先日の統一選挙では大阪維新の会の飛躍は全国的にもメディアで取り上げられたと思いますが、もう一つ大きく飛躍した政党があります。それが「NHKから国民を守る党」です。

小池都知事が当選した都知事選挙で、立候補していたのが代表の立花孝志氏で、政見放送でも笑顔で「NHKをぶっ壊す」と主張されており、完全なお笑い路線の泡沫候補者でした。当然、都知事選挙では落選していますが、その後、葛飾区議会議員に当選され、今回の統一選挙では同政党から39名の政治家が誕生しました。大飛躍といってよろしいかと思います。

なぜ、ここまで飛躍したのかと考えると主張がはっきりしていてわかりやすい点が挙げられると思います。それがスクランブル放送の採用です。要するに、NHKを視聴したい人が受信料を払う、見ない人は払わなくていいという主張です。大変理にかなった主張だと思いますが、現在では、NHKを見る見ないに係わらず、テレビを持っている人は全員受信料を払うことになっています。さらには、こちらは多少話題にもなりましたが、仮に自宅にテレビが無くても、ワンセグ携帯を持っているだけでも受信料を払う義務があるとの最高裁判所の判決が出ました。あまりにも実態からかけ離れた判決だと思いますが、裁判所としてはそのように判断しなければ放送法との辻褄が合わなかったのでしょう。

個人的には是非ともスクランブル化は実現してもらいたいと思っています。今夏の参議院選挙ではいよいよ国政に打って出るとのことです。

大きく話題になることはないと思いますが、NHKから国民を守る党の今後の動向には注目しています。

 

 

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緊急時のご連絡

武田会計事務所の武田です。

ゴールデンウィーク中は当事務所も閉所しております。

緊急時のご連絡は下記の通りです。

070-6923-6942

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