久しぶりにブログを書いてみます。長らく投稿をしていなかった為、書かない癖を断ち切るるための投稿となります。
さて、昨年1年はコロナに振り回された年でした。我々の仕事では税務調査がなくなった分は楽になりましたがそれ以上に融資や給付金などの申請サポートが多く大変な一年でした。
給付金というのは持続化給付金や家賃支援金等ですが、薄々分かっていたことですが、連日のように不正受給が報道されています。中には税理士が積極的に関与している事例もあるようです。当事務所でも期限後になって確定申告だけをお願いしたいという問い合わせを何度か頂いておりますが、給付金申請の為の後出しじゃんけんに使われると疑われる場合はコンプライアンスの問題もありますのでお断りしてきました。
そして令和3年に入り、新たな給付金として一時支援金が公表されましたが、国が審査を投げたのか申請には民間の税理士や銀行等の確認書面の添付が必要とされることとなりました。これまでは申請書が嘘でも自己責任で不正な書類を作成してしまえば給付されたものが、今回は第三者にも責任を負わすことで不正を減らそうという意図かと思われますが、結果としてこの確認書面を書いてくれる専門家がいないという現状のようです。商工会議所ですら受け付けていないとのことでしたので、相当警戒されているのでしょう。
一方でこれを勝機ととらえ法外な報酬で作成される方もいらっしゃるようですが。
ほんとうにコロナというか政策に振り回された一年でした。