昨日の参議院予算委員会は新聞でも話題になっています。靖国神社への参拝について民主党の議員が拉致被害者も落胆していると発言したそうです。靖国神社に訪問したことに拉致被害者の家族が落胆しているというが、北朝鮮が非難しているから行かないようにすべきだというのであれば、北朝鮮が拉致を解決するつもりがないのであれば、解決はしなくてもいいということと同義ではないのだろうか。政治的な記述はあまりするべきではありませんが、個人的な感想はやはり戦争の是非はともかく、我々が現在こうして豊かな暮らしが出来ているのは戦争で亡くなった多くの若者とそのご家族の悲しみの上にあります。この事実に対して日本人として哀悼の意を持たない、特に近隣他国が非難しているからやめた方がいいという発言、ましてやそれが国民から選出された国会議員の本音さらには民主党という国政政党の方針であれば、まさに国賊といわれても致し方ない。安倍総理の諸外国の批判に痛痒(つうよう)を感じず、おかしいと思わないほうがおかしいと述べた発言は日本の総理の発言として私はうれしく思います。本音と建て前という言葉がありますが、政治は往々にして建前論になりがちですが、本当に大事なことは非難を恐れず本音を述べる姿勢も大事です。
民主党が崩壊した原因は本音が見えなかったことにあるように思います。この発言をされら国会議員の方については詳しく知りませんが、自民党がやってるから批判するということであればいつまでたっても民主党の復権はないと思わされます。