国が自分に何をしてくれるのかを問うのではなく、自分が国のために何ができるかを問おう

こんばんは。昨日は所属している大阪青年会議所の月例会が帝国ホテルで開催され出席してきました。大阪青年会議所の月例かでは毎月各界の著名人をお招きし、短時間ではありますが講演をして頂いております。この講演を毎月楽しみにしており、緊急の用事がない限り出席するようにしております。昨日は京都大学で法哲学の教授を務める宇佐美誠先生をお招きしての講演会でした。大学教授らしく、参加型の講演という珍しいスタイルでした。なぜこのようなスタイルで講演会や大学での講義を行うようになったかというと、アメリカ大統領JFKの上記の言葉にあるそうです。つまり、生徒も学校や先生に何かを求めるのではなく、自分が他の生徒や先生に何を提供できるか考えてもらいたいということです。
講演の中で、先生の設定した仮定に対してどう思うかという討論が行われました。仮説では「あるボタンを押すと大阪の街が今後30年間景気も上がり所得も上がり、学力もあがることが保証されるけれども、300年後には大きな災害に見舞われることも確実になる。この場合、このボタンを押すべきか」というものです。本音でいえば誰もが押したいのではないでしょうか。しかし、例えば現職の政治家が押しましょうというかといえば、多分言わないでしょう。なぜなら人間としてあまりにも稚拙に見られるからでしょう。あまりにも極端な例ですが、300年後ではなく100年後であれば、意見はかなり割れるように思います。しかしそれでも、まだ押すという人が多いのかもしれません。では自分が生きている間という仮定だったらどうなんでしょうか?
多分、この期間をどれだけ長く見れるかというのが人間の器なんでしょう。
ケネディ大統領は上記の言葉の後にこう続けています。わが同胞の世界の市民よ、アメリカが自分に何をしてくれるのかを問うのではなく、自分が人類の自由のために何ができるかを問おう。と。

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