3月1日より2018年新卒者の就職活動が解禁になったそうです。2018年の大学卒といえば、生まれた年は1995年から1996年にかけてとなります。これを見て驚きました。自分が大学に入学した年に生まれた子たちが、今や大学を卒業しているわけです。
それに関連して、世代間ギャップを強調する記事「電話は嫌い、非通知出ない 人事も驚くイマドキの就活生」なる記事が話題になっています。要するに、今の世代は連絡はlineなどのSNSで電話をする習慣がない。電話でのコミュニケーションが苦手なため、電話に出ない、電話でしゃべれないといった内容のようです。
これを読みながら、違和感を覚えた方は少なくないのではないかと思います。特に採用担当の方なら、なおさらではないでしょうか。
通常、採用活動では履歴書を送付いただき、1次審査として書類選考を行います。書類選考を通過した方には電話で面接のアポイントを取ることになると思いますが、中途採用者のケースでも、たぶん、半分以上の方が電話には出られないと思います。単純に気づかないというケースもあるでしょうが、多くの場合は、知らない電話番号からの着信なので無視されているのだと思います。仮に出ても非常に態度が悪いといったケースはざらにあります。
個人的には若い世代のほうが、どちらかというと電話にも出るし、対応もしっかりしているという印象が強いです。たぶん就職活動中という意識がしっかりとあるからだと思います。
何か「今の若者は」的な主観先行の記事内容には違和感しかありません。