公的年金だけでは老後資金が2000万円不足するとした金融庁の報告書が公表され、多くの国民は年金制度への不信を募らせるばかりですが、何と小泉政権の時に、特権的な制度として廃止された議員年金が復活する見込みです。
にわかには信じがたいことですが、事実です。いくつかメディアの記事を読みましたが、現状の政治家が加入している国民年金では少なすぎて「退職したら生活保護」になってしまうかららしい。
東京都では日本維新の会の議員が提出した「地方議会議員年金の復活に反対する意見書」に維新以外の全ての会派が反対したとか。驚くのはかつての小池フィーバーで躍進した都民ファーストの会までも反対しているということです。
あまりにも国民を馬鹿にしすぎていませんか。多くの自営業者はわずかな国民年金だけしかもらえないんですよ。政治家は国民年金だけでは困るからというのであれば、国民の年金も上げてくださいよ。
こんな状況で消費税は上げる。いつも煮え湯を飲まされるのは一般庶民ばかりです。政治不信が募るばかりです。